口へんの 叶う こんな風に考えると素敵です
2026/06/30

2026/06/30

「そんなに口呼吸って悪いの?」
先日、患者さんに口呼吸のお話をしていた時のことです。
患者さんが少し驚いたように、
「そんなに口呼吸って悪いの?」
と聞かれました。
私は迷わず、
「はい、良くないんです。」
とお答えしました。
口呼吸は、ただ口で息をしているだけではありません。
本来、お鼻には空気を温めたり、湿らせたり、ホコリや細菌、ウイルスを取り除く大切な役割があります。
でも口で呼吸をすると、そのフィルターを通らずに乾いた空気がお口の中へ入ってしまいます。
その結果、
・お口が乾く
・虫歯や歯周病のリスクが高くなる
・口臭の原因になる
・のどが乾燥しやすくなる
・風邪などの感染症にかかりやすくなることもあります。
さらに、お口が開いている状態が続くと、舌の位置が下がりやすくなります。
舌は本来、上あごについているのが理想です。
舌が下がることで、お口まわりの筋肉のバランスが崩れ、食いしばりやいびき、睡眠の質の低下につながることもあります。
だから私は患者さんに、
「口呼吸は、お口だけの問題ではなく、全身の健康にも影響することがあるんですよ。」
とお話ししています。
毎日の呼吸は、24時間休むことなく続いています。
だからこそ、呼吸の仕方を見直すことは、お口の健康だけでなく、身体全体の健康への第一歩です。
もし、「私は大丈夫かな?」と思ったら、一度鏡を見てみてください。
普段、お口がポカンと開いていませんか?
朝起きたときに口が乾いていませんか?
そんな小さなサインが、口呼吸の始まりかもしれません。
健康な毎日は、正しい呼吸から。
ぜひ一度、ご自身の呼吸を意識してみてくださいね。
これは、とっても健康そうなきれいなピンク色の歯茎
歯肉(歯ぐき)の色は、
食事の内容や栄養状態、さらには全身の健康状態を映し出す鏡と言われているんですよ
プラークの付き方だけでなく、
歯肉の色や質感にもその人の食習慣がはっきりと表れます。
1. 「甘いもの(糖質)が多い人」の歯肉の色
甘いお菓子やジュース、炭水化物を頻繁に摂る人は、お口の中が常に酸性に傾き、プラーク(細菌)が爆発的に増えやすい環境です。
歯肉の色: 鮮やかな赤色 ~~ 暗くて淀んだ赤(赤紫色)
2. 「栄養が足りていない人」の歯肉の色
体が栄養不足(特にビタミン類やタンパク質、鉄分の不足)に陥ると、歯肉は新陳代謝ができなくなり、防御力が著しく低下します。
① ビタミンCが不足している人(野菜・果物不足、タバコを吸う人など)
こんな、イメージね。↑
歯肉の色: どす黒い赤紫色、または部分的な紫のシミ
特徴: ビタミンCは、歯肉の頑丈さを作る「コラーゲン繊維」の合成に不可欠です。これが足りないと血管が非常に脆(もろ)くなり、歯肉の中でミクロな内出血が頻発します。その結果、血が綺麗に流れず、どす黒い紫色に変色します(壊血病の一歩手前の状態です)。
② 鉄分が不足している人(貧血傾向、偏食、過度なダイエット)
歯肉の色: 白っぽいピンク、または青白い(血色がない)

こんなイメージ↑
特徴: 全身の赤血球(ヘモグロビン)が不足しているため、歯肉の粘膜の赤みが消え、驚くほど白っぽく見えます。一見「腫れていなくて綺麗」に見えることがありますが、実際は栄養や酸素が十分に届いておらず、細菌に対する抵抗力がスカスカの状態です。
③ タンパク質や全体的なカロリーが不足している人
歯肉の色: ツヤのない、くすんだ淡いピンク(または薄い赤)
特徴: 歯肉の組織を修復するための原材料(タンパク質)が足りないため、歯肉が痩せて薄くなり、表面のハリやツヤが失われます。傷ついても治りにくく、口内炎ができやすいのも特徴です。
💡 【補足】健康な人の歯肉の色は?
ちなみに、理想的な健康体で、しっかり噛んでバランスよく食べている人の歯肉は、
**「綺麗な淡いピンク色(サーモンピンク)」をしています。
形もブヨブヨしておらず、
歯と歯の間が綺麗な三角形に引き締まり、
表面には「スティップリング」**と呼ばれる、
みかんの皮のような微細なプツプツとした小さなくぼみ(健康で繊維が引き締まっている証拠)が見られます。
**「歯肉という内側の組織」**にも、その人が何を食べて生きているかが如実に現れます。
ちょっとちょっと、鏡でご自身の歯とそれを支えてる歯茎の色や、磨き残しの有無なんかをたまーに見てみて欲しいなぁー。
鏡で見るだけでわかるご自身の栄養状態や汚れの落ち具合目に見える体内ですよー。

歯科医院でよく、歯磨きの仕方を教えてもらったり、磨けて無いですよと叱られる経験ってありますよね🥲
歯の表面に付着する「歯こう(プラーク)」は、
実は単なる食べかすではなく、
細菌たちの塊(バイオフィルム)です。
そして、そのプラークの
**「量」「粘り気(質)」「付着するスピード」などの形状や状態**
を観察すると、その人がどのような食事のとり方(食習慣)をしているかが、驚くほどよく見えてくるんです。
プラークの「見た目や触感のバリエーション」
1. 白く、モコモコして量が多い、ネバネバと粘り気が強い
食習慣:
砂糖が多く含まれるお菓子やジュース、白米、パンなどをよく食べる、あるいは**「だらだら食い・ちょこちょこ飲み」**をしている人に多いプラークの形状
2. 水っぽく、サラサラしていて、全体に薄く広がっている
食習慣
甘いものをそこまで食べていなくても、あまり噛まずに飲み込める柔らかいもの(うどん、ゼリー飲料、スープ、過度に加工されたソフトフードなど)ばかりを食べていると、歯の表面が食べ物で自然に擦れるサラサラとした初期の薄いプラークが歯面全体を覆うように停滞しやすくなります。
3. 歯と歯の間、歯の根元だけに「帯状」にべっとり付着している
食習慣: スナック菓子、クッキー、パンなど「歯に詰まりやすく、残りやすいもの」になると
、唾液と混ざるとペースト状になり、歯の溝や歯と歯の隙間に強固に挟まります。これらは咀嚼(そしゃく)によって流されにくく、厚いプラークの帯を作ります。
4. プラークがすぐに黄色~茶褐色っぽく着色する
食習慣:
コーヒー、紅茶、緑茶、赤ワイン、またはカレーなどの色の濃いものの常飲・好摂
できたてのプラークは本来は乳白色ですが、色の濃いものを好む習慣があると、プラーク自体がすぐにくすんだ色に染まります。
5. つき始めるスピードが異常に早い(すぐザラザラする)
食習慣:
水分(特にお水)の摂取不足、または口呼吸による「お口の乾燥」
「唾液の分泌量」もプラークの形状を左右します。食事中に水分をあまり摂らない、あるいは日常的に水分不足で唾液が減っていると、お口の中の酸や細菌が洗い流されず、食後ほんの数十分で歯の表面がペタペタ・ザラザラし始めます。
プラーク(歯垢)の種類もたくさんあります。
食事や、食べ物、食べ方によっても歯垢の付き具合も変わってきます。
柔らかい食べ物や、甘い食べ物は、歯に残ってしまう事多い食べ物になり、むし歯や歯周病にもなりやすいし、糖尿病にも関係してきます。
ぜひ食事からの見直しも考えて下さいね。